がん検診でがんの早期発見を

健康を維持するためには、定期的に体の状態をチェックし、異常をすぐに見つけることが大切です。会社員の場合は勤務先で健康診断を受けるため問題になりにくいですが、自営業や主婦の場合は健診を受けるきっかけが無く、体に異常があっても発見が遅れてしまうことが多々あります。特にがんの治療は何よりも早期発見が重要なので、こまめにがん検診を受けなければなりません。近年では、がんを早期発見し初期の段階から治療を始めることで、50%の確率で治すことができるとも言われています。

検査を受ける機会が無いという方は、各自治体が行っている検査を利用することが可能です。自治体では「健康増進法」に基づき、各種がんの検診が実施されています。検診を受けることのできるがんの種類は、「胃がん」「肺がん」「大腸がん」「子宮がん」「乳がん」の5種類です。2009年から、一定以上の年齢を女性を対象に、子宮頸がんと乳がんの検診を無料で受けられる制度が始まりました。

各市区町村の広報などで告知がされるほか、役所の検診担当窓口などに問い合わせることでも詳しく情報を得ることができます。その他の種類のがん検診の場合も、自治体が実施しているものは数百円から数千円の自己負担で済む場合がほとんどです。制度の詳細は自治体によって異なるので、自分が住んでいる地域で利用できるものが無いか調べてみましょう。マメにがん検診を受ける習慣をつけることで、安心と健康を手に入れることができます。

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