40代になったら人間ドック

働き盛りの40代ですが、体にはいろいろと問題が生じる年代でもあります。例えば、ガンは、年齢が高くなってから発生するものと思いこんでいる方も多いようですが、各種のガンの罹患率は、40代から上昇してきます。そのため、40代になったら何らかの検査を定期的に受けることが重要になってきます。ある特定の部位に何か異常を感じる、あるいは、不安を抱えるのであれば、その部位の検査を行えばよいのですが、そうではなく、普段、特段の異常も感じておられてないのであれば、人間ドックを受けるのがおすすめです。

人間ドックでは、体のさまざまな部位の検査を一度で行うことができるため、時間面、および、費用面で効率がよいです。では、人間ドックではどのような検査が行われるのでしょうか。まずは、普段の健康診断などでも行われている血液検査です。ただし、この人間ドックでの血液検査では、大変多くの検査項目があり、普段の健康診断ではチェックされないようなものもあり、より詳細な診断が可能となります。

その他、内部の臓器を検査するものとして、胸部X線検査、腹部エコー検査、消化器検査などがあります。胸部X線検査は、主に肺に異常がないかを調べます。腹部エコー検査では、肝臓、腎臓、胆のうなどの状態を検査します。上部消化器検査は、胃を検査するものであり、バリウム検査と胃カメラ検査に分かれます。

また、大腸については、一般には、検便による一次検査を行い、これで異常が見られる場合に大腸カメラによる検査を行うことが多いです。

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