医療先進国タイの病院では、日本語での診察も可能

豊かな観光資源と、交通の要所に位置するという地の利にも恵まれたタイは、古くから、観光立国としての地位を築いてきました。近年では、医療観光(メディカルツーリズム)の分野でも、世界の最先端を行くようになってきています。2002年に政府観光庁が「医療ハブ」構想を発表して以来、外国人へのビザ発行手続きの簡素化するなどの政策を実施するなど、国を挙げての医療観光の発展に取り組んだ結果、2015年には、130万~180万人もの観光客が、医療が目的で、タイを訪れていま。ミャンマーなど、近隣のアジアからはもちろん、北米やヨーロッパや中東など、世界中から、最新の医療が目的でタイの病院にやってきており、その総数は年々増加傾向にあります。

このような背景から、タイの病院では、通訳が常勤しているなど、語学を含めて外国人への対応が、非常にスムーズに行われています。特に、日本人駐在員が多く生活しているバンコクでは、日本に留学経験を持つ医師が常勤していたり、日本人アドバイザーが常勤していたりするところがあり、日本語だけで診察を受けることも可能です。中には、日本語専用の電話番号やホームページや、日本語専用のメールアドレスを設けているなど、日本人からの問い合わせや予約にきめ細かな対応をしているところもあります。これらの日本語が通じる病院の住所や電話番号などの詳しい情報については、タイ国政府観光庁や日本大使館のホームページの他、観光ガイドのサイトなどで、知ることができます。

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